占いに来られる方で、相性をきかれることがよくあります。

命式上で見る場合でも、神綾鑑定術の数字で見る場合も、

おおまかにすぐ相性が良さそうかどうかは、わかりますが・・・。

相性ってどうなの？

だからと言って

相性って一概に良し悪しで分けられるものじゃないんです。

天中殺や命式に共通点が多いと気が合いやすいけど、

性格が正反対なのにうまくいっているカップルもたくさんいます。

これはお互いの欠点を補い合うことで、バランスが取れているからなんです。

天中殺でも

天中殺についてはここでは省きますが(‘◇’)ゞ

天中殺は全部で６種類あります。

それぞれ「◯◯天中殺の人はこんな人が多い」

なんておおまかな特徴もあり、自分と相手の天中殺の組み合わせによって

どんな関係性になるかなど、これだけでもいろいろわかったりしますが・・・

天中殺が同じだと、まあ合うと言えば合うけれど、

気が合う反面、運気の波がシンクロしてしまい、

お互いに良いときはいいけど、落ち込むときは一緒にどん底に落ちてしまう。

似ていることは、あ～一緒だねと安心感を与える一方で、

一度関係がこじれてしまうとお互い許せなくなることもあります。

命式から

命式は、陰占と陽占の二つから見ていきますが、

その人の持っている特徴や運勢がわかります。

命式も似ていればいいかというと、必ずしもそうではありません。

例えば、二人とも行動が早いタイプだと、

考えなしに見切り発車して失敗なんてことにもなりかねません。

逆に、考え方が違う相手だとブレーキをかけてくれることもあります。

命式が正反対だと意見が合わず、イライラすることが増えます。

「相手はこういう人だ」と認め合えるかどうかが、付き合いを続ける鍵になります。

干合が面白い

それでも一般的に命式で日干が干合するというお相手だと

お互いに引き合う星を持っているということになります。

自分の日干とお相手の日干の組み合わせで相性がわかります。

この場合、とても良い相性で縁が強く惹かれ合います。

干合法で出てくる組み合わせは、5種類あります。

「甲‐己」　　　→　土質に変化

「丙‐辛」　　　→　水質に変化

「戊‐癸」　　　→　火質に変化

「庚‐乙」　　　→　金質に変化

「壬‐丁」　　　→　木質に変化

相剋する陽干支と陰干支が引き合って合体し、

気が一つにまとまり、別の質に変化するのですね。

日干に対して、干合の関係はパートナー（配偶者）のことを言います。

ベストカップルは、十干の中から探す？

そうすると１０人に一人いるってことになりますね。

選んだ相手を認める

それぞれの持つ星を見ると、色々な見方が出来ますが、

人間関係というのは、奥深いもの。

どれだけ、相性が良くても本人が納得出来なかったり

相性が最悪でも面白おかしく関係が続くということもあります。

もしくは、腐れ縁という切っても切れない関係だったり。

結局、大事なのは「自分が選んだ相手」とどう関係を築いていくか、

ということです。

相性の良し悪しは確かにあるけれど参考程度にして、

お互いのことをを理解し合い、良い関係を作る努力が重要です。

私の鑑定では、相性鑑定も行っていますが、

実際は「良い関係を築くためのアドバイス」を提供しています。

自分と相手を知り、関係をより良くするために、ぜひ参考にしてください